平成26年7月 新病院に懸ける思い
 いよいよ七月一日から待望の新市民病院がグランドオープンします。
 新病院は老朽化の解消と最新の医療機能に対応するため、移転建設を選択し、着工から二年一ヶ月の建設期間を経て、四月五日の竣工式、移転作業を終えて、念願の開院であります。震災に伴う竣工の遅れや資材の高騰、建設用地の土壌処理などアクシデントもありましたが、いよいよ堂々のオープンです。感慨深いものがあります。
 新病院は、医療規模、医療機能、医療の質の面において名実ともに県北最大の病院となります。
 今後、新病院は県北の圏域民の生命、健康を預かる基幹病院の使命として救急医療、高度医療を担うとともに、地域の医療機関と連携しながら、初期救急から三次救急までの医療を完結できる体制を構築してまいります。
 また、この度医師派遣の主体を担っていただいている東北大学と先制医療等の連携に関する協定を締結し、一層の連携、交流、向上を図ることになりました。開院に合わせて、交通アクセス工事も完了しましたし、大駐車場も完備、循環バスも運行されます。
 おおさき宝大使横綱白鵬関から「病気と闘う市民を元気づけたい」と全勝優勝額をご寄贈いただいたのをはじめ、市内外の沢山の方々から絵画や医療機器、浄財もご寄付賜りました。
 多くの皆様のご支援、ご協力を得て大事業を成し遂げることができました。感謝を込めて市民の生命と健康を守り、安心安全な医療を提供してまいります。

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