いよいよ今月から六月まで、大型観光キャンペーン「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン（ＤＣ）」が展開されます。
　五年前のＤＣには、合併直後の本市は、市民の一体感醸成や、観光資源の掘り起こしをめざし、専門のセクション「ＤＣ局」を創設して取り組み、その年六月の岩手・宮城内陸地震の風評被害も乗り越え、大成功に終えることができました。
　今回のＤＣには、震災後に全国からいただいたご支援への感謝を笑顔でおもてなしするとともに、観光の力で地域に元気・活力を生み出し、復興を加速することをめざして開催いたします。
　今回のＤＣに向けて、二種の旅行業の資格を取得した「一般社団法人みやぎ大崎観光公社」も設立しましたし、古川食の蔵「醸室」に大崎市観光物産センター「ＤＯＺＯ」もオープンしました。地元の食材を掘り起こした「デリ食トマト」、「凍みっぱなし丼」、宮城野部屋直伝の「なるこちゃんこ鍋」など、「大崎の宝めし」が市内四十五店舗で提供もします。
　横綱白鵬関にもご参加いただいた観光ポスターや、大女優　吉永小百合さんのＣＭやポスター、観光ガイドブックも全国に向けてＰＲを開始しております。
　いみじくも今年は陸羽東線開通百周年、わらじ村長で有名な鎌田三之助翁生誕百五十年、台東区との姉妹都市締結三十年などのあたり年です。祝賀ＳＬの運行や、記念行事も目白押しです。
　全国からの来訪者を熱烈歓迎し、そのパワーを復興へのエネルギーに転換・進化させ「光が輝く」観光立市へ邁進してまいりましょう！