平成24年7月 ホタルの里大崎
 「♪ほうほう ほたるこい こっちのみずは あまいぞ」江戸時代から日本人に親しまれている童謡「ほたるこい」の歌です。 又、卒業式などでよく歌われている唱歌「蛍の光」などのように、蛍に関する歌は日本最古の歌集万葉集の時代から、福山雅治さんの「蛍」のように奈良・平安の時代から現代まで、俳句や短歌としても数多く詠まれ歌われてまいりました。昔から私達日本人は、蛍のほのかな光を感性で捉え、心のよりどころとして見つめてきました。
 日本各地に生息して私達の心に浸透していたホタルも、最近見かける機会は随分減ってしまいました。開発や環境の変化によりホタルの生息場所が狭められてきたのです。
 昨年の大震災を契機にエコや環境問題に関心が高まってまいりました。水質に敏感で、きれいな環境にしか生息しないホタルは、環境の結晶とも言われます。
 その貴重なホタルが、大崎市では沢山観賞できます。また、ホタルを守るための活動も始まっています。古川北宮沢地区ではゲンジボタルやヘイケボタルが生息しており、小学校や地域が学習会や観察会、ゴミ拾いや環境に配慮したホタルの里のづくりをしております。鳴子温泉南原地区には日本でも珍しい四種類のホタルが共生しています(ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、クロマドボタル)。ホタルの誕生する水源は生命のゆりかごであるとの呼びかけから、蛍を守る活動を展開しています。水源地にできた岩堂沢ダムは、そのこともあって蛍泉湖と愛称づけられました。
 今年の夏、ご家族で心静かに大崎の宝、ホタル観賞はいかがでしょうか?
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