平成24年03月 巡る一年、復興に進むべき道!
  東日本大震災からまもなく一年を迎えます。この間全国からの暖かいご支援と市民皆様のご協力により、復旧の目処もついてまいりました。市民生活に落ち着きも戻りつつあります。今後がれきの処理や、放射線対策にも万全を期してまいります。
 そしていよいよ復興への取り組みです。先月十日にやっと復興庁が発足しました。実態はいささか不満、不安を禁じ得ませんがとにかく国の復興支援体制が整ったことを歓迎し、スピードとワンストップ機能を持って復興にあたっていただくよう期待します。
 宮城県が、本市も含め関係市町村と共同提案していた「民間投資促進特区」も認定されました。
 二兆円超の復興交付金事業の認定作業も動き出しました。
 本市は既に内陸の復興モデルをめざし、震災復興計画を策定し、実現に向けて動き出しております。
 復興に弾みがつくアクションがありました。
 一月十三日、宮城大学、東北大学大学院農学研究科に続き、仙台大学と健康、スポーツ振興の連携協定を結びました。
 二月四日、本市が沿岸地域からの二次避難受け入れ、交流支援活動が評価され「地域づくり総務大臣表彰 地方自治表彰」を受賞いたしました。
 二月十一日、懸案の大事業、復興へのシンボル、市民病院本院建設事業の起工式、安全祈願祭が催され本格的な事業に着工しました。岩出山分院は三月二日から開院します。
 三月十一日には震災復興フォーラムが開催されます。震災を風化させることなく復興へダッシュしましょう。
 震災から一年が巡るこの機会に震災体験を教訓に、試練を乗り越え、確かな復興に向けて挑戦してまいります。
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