平成19年4月 大崎市誕生一周年を迎えて
 昨年3月31日に大崎市が誕生し、あっという間に1年が経過いたしました。この間皆様からの新市まちづくりに対するご支援、ご協力に厚くお礼申し上げます。

合併直後の慌ただしい1年でありましたが、統一性や一体感の醸成に努め、豊富な資源や宝を再発見し、未来への基盤づくりに挑戦してまいりました。まちづくり委員会や、地域づくり協議会も設立され、大崎流市民協働推進体制も出来上がりました。宮城大学との連携協力協定が結ばれ、産学官連携による産業振興や人材育成の推進も期待されます。

 これらの基盤の上に立って、合併2年目となる今年度は、まちづくりの指針となる大崎市総合計画をはじめ、様々な計画樹立の年であり、行政改革大綱の具体的な取り組みを示す集中改革プラン実施初年度であります。つまり、今年度は実質的な「まちづくり元年」、「行財政改革元年」の年であります。大崎市の未来に向けての誤りない道筋を描いていく大切な年であります。

 私は、上杉鷹山公の改革の精神に学び、産業振興と行財政改革の「二兎を追って二兎を得る」大崎流改革を是非成功させたいと決意を新たにしております。私の思い描くまちづくりと改革を前進させるため、市の組織機構の見直しと、関東自動車をはじめ多方面との人事交流を進め、新しい体制で政策推進に取り組んでまいる所存でございます。

 市民皆様が近い将来「合併してよかった」と実感できる「大崎市」を創るために全力を尽くしてまいりますので、市民皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

追伸 鳴子温泉大畑地内の法面崩落災害復旧と鬼首地区民へのご支援に深謝いたします。
事務所兼自宅    〒989-6253  大崎市古川馬放字街道南北30
電話・FAX  0229−28−2543