平成21年7月 先人が遺した大崎耕土
 大崎市の玄関口、古川駅前に稲穂を掲げた農婦と子供のブロンズ像があるのをご存じですか。
 日本を代表するササニシキに対する感謝と稲作農家の限りない発展を願って、昭和六十二年に建立されたササニシキ顕彰碑と佐藤忠良先生作のブロンズ像です。
 大崎地方は大崎耕土と呼ばれてきたように我が国を代表する豊かな穀倉地帯です。しかし、一朝一夕に今日の大崎耕土が完成したわけではありません。古来より、伊達政宗公の大堰や内川の整備、鎌田三之助翁の品井沼干拓など、河川改修や新田開発、治水事業と利水事業、品種改良と栽培技術改革など、先人の血のにじむような闘いの上に立って、今日の大崎耕土を創り上げてまいりました。先人が遺してくれた大崎耕土をさらに豊かな大地にするために、用水不足、湛水被害の解消に向けて、国営かんがい排水事業が進められており、この度、鳴子中山平に岩堂沢ダムが完成しました。
 加美町宮崎に完成した二ツ石ダムともども大崎耕土の安定的な用水供給を図るができるようになります。
 この度、岩堂沢ダム、ダム湖「蛍泉湖」の揮毫の依頼を受けました。岩堂沢ダムに近い南原地区は「ヘイケボタル」「ゲンジボタル」が同時に生息する貴重なホタルの里であり、名称のようにホタルや温泉などの自然からの贈り物を守り続けながら、大崎耕土を美しい水で潤し続けて欲しいと念じながら揮毫しました。
 この夏、先人が遺してくれた大崎の宝・大崎耕土探訪に出かけてみませんか。
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