平成21年5月 「市」と地産地消
 この春、大崎地方に春の訪れを告げるいくつかの「市」に足を運んでみました。
 鹿島台互市は、わらじ村長として知られる鎌田三之助翁が産業振興のために開催したのが始まりで、今年でちょうど百年目になります。新鮮な野菜や苗、漬物など二百七十店の露店が並ぶ互市は東北最大級。十一万人の人・人で賑わいました。
 古川八百屋市(まち)は、伊達政宗に古川を任された鈴木和泉守元信が戦乱で疲れ切った住民に安住の地を与えるため、町割りを行い経済安定のため市を起こしたのが始まりで、今年で四百五年を迎え、東北地方で最も歴史のある市の一つに数えられます。
 大崎市にはその他、岩出山や田尻の互市、常設や期間限定の農産物直売所も数多くあります。
 「市」は交易の場として経済、娯楽、祭礼の振興に重要な役割を果たし「市(まち)」として発展してまいりました。
 「市」で営まれてきた食の地産地消は今、歴史的基盤の上に立って、新たな使命に向けて歩み始めております。
 「医食同源」「身土不二」食は人の生命・健康の基本であります。食の安全と信頼、心身の健康を維持する根幹として重要性を増しております。
 又、食の地産地消は、地球温暖化対策にも貢献します。「フード・マイレージ」食と農の距離を縮め、地球にも優しい食の地産地消を推進する意義は大きいものがあります。
さらに「市」や食の地産地消をベースに食育、食の農商工連携へと繋げて、アグリ大国の復権を目指してまいります。
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