穏やかに新年を迎え、仕事始め、あいさつ回り、出初め式、二十歳の集い、新年行事、上京、白鵬さんの断髪式等々、慌ただしくお正月を走り回りました。
今年の書き初めで、市政の発展を希い(こいねがい)「跳」を揮毫しました。
今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」兎(うさぎ)年です。兎の長い耳は「福を集める」と言われ、多産で高々と飛び跳ねることから豊穣・飛躍の象徴でもあります。
干支にあやかり、跳躍力でジャンプしてまいりましょう。
令和五年の大崎市が「兎の上り坂」をめざす課題は、
- 四年目を迎えるコロナとの闘いを収束し、日常を取り戻すこと。
- 本市初の小中一貫義務教育校・古川西小中学校開校。
- 市役所本庁舎の開庁と、東日本大震災復興の総仕上げ。
- 大雨被害の抜本的な復旧と流域治水へのキックオフ。
- ジビエの郷づくりの業務開始。
- 産業振興機構の設立。
- 日本語学校開設への本格的稼働等々。
さらに今年は「ササニシキ」誕生六十周年です。東の横綱と称され、日本を代表する銘柄米として君臨してきた「ササニシキ」です。古川駅前にはこの功績を讃え「ササニシキ顕彰碑」が農婦の像とともに建立されております。貴重なササ系の系統は「ささ結」に引き継がれております。
また、今年は陸羽東線開業百十周年を迎えます。「奥の細道湯けむりライン」と慕われ、走り続けて百十年、次の百年・百十年へ走り続けるために、陸羽東線利活用を推進し、継続・活性化を図ってまいりましょう。
課題と可能性を秘めて、「脱兎の勢い」で「デジタル田園都市おおさき」を実現してまいりましょう。