宮城県が県制１５０周年という大きな節目を迎えました。
わが国が近代化に向け、大きく舵を切った明治５年（１８７２年）に宮城県が誕生し、大正、昭和、平成、令和と歩みを続け、地震や津波、台風、戦争など、幾多の困難に遭いながらも、先人達の不断の努力により、着実に、かつ豊かに発展、成長してまいりました。
今年度一年間１５０周年記念事業、関連イベントが実施されます。
記念ロゴマークのデザイン者は、大崎市古川在住の古川工業高等学校三年生（応募時）佐々木七海さんです。
県政１５０年の歴史は、市町村変遷の歴史でもあります。
明治22年（１８９８年）の市町村制、明治の大合併で１、０１２町村が１９８市町村に再編されました。
昭和22年（１９４７年）の地方自治法施行、昭和の大合併で１８７市町村が75市町村に再編されました。
平成５年（１９９３年）から平成13年（２００１年）までの地方分権一括法や平成７年（１９９５年）の改正合併特例法、平成の大合併で71市町村が35市町村に再編されました。
そして今、地方創生（まち・ひと・しごと創生法）へと取り組んでおります。
住民に最も身近な基礎自治体である市町村は県政１５０周年を契機に歴史を振り返り、次なる２００年に向けて、持続発展可能な自治体、ポストコロナや田園回帰、地方創生を目指し、チャレンジしてまいります。