東日本大震災から11年目の春を迎えます。
復興まちづくりの象徴である「中心市街地復興まちづくり」が総仕上げの段階を迎えました。
古川七日町西地区第一種市街地再開発事業が竣工いたします。
分譲マンションも順調に販売され、入居が始まります。中央公民館機能を兼ね備えた地域交流センターも間もなく開所いたします。
本丸である市役所本庁舎も今年の11月には竣工、令和5年5月の供用開始を予定しております。
周辺道路や無電柱化も整備されます。
最近、市役所を訪れる方々からも、「都会的だね!」「素敵なまちに生まれ変わったね!」「ここで暮らしてみたいね!」と、称賛の声が上がっております。
ヨーロッパのまちづくりは、まちの中心に教会や広場があり、その周辺に商店街や住宅が形成されております。
日本のまちづくりは、かつては、お城を中心に町割りが行われ、城下町を形成しておりました。
古川七日町の歴史は、伊達政宗に古川城を任された鈴木和泉守が、戦乱で荒廃した領民に安住と安定を与えるために、御日市を開きました。現在まで古川八百屋市として受け継がれておりますし、七日町の地名の由来でもあります。
コロナを体験した日本は、田園回帰が加速しております。
大崎市が「天の時」「地の利」を活かす時です。
大事業完成を契機に、時代を伝え未来を拓くまちづくりへ、挑みを起動してまいりましょう。