令和3年9月コロナ禍と農泊台頭

 9月5日に記念すべき第一回全国農泊ネットワーク宮城大崎大会が開催されます。
 当初はオプショナルツアーも含めて三日間の開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大を受けて、一日開催に集約、オンライン方式での開催になります。
 二年がかりで準備を進めてまいりましたので、開催方法の変更は残念ですが、まずは歴史に残る第一回大会を大崎の地で開催できる意義は大きいです。
 農泊とは「農山漁村滞在型旅行」の略で、農山漁村に存在する豊かな地域資源を活用した宿泊・食事・体験などを提供するところです。
 ヨーロッパを中心に普及したグリーン・ツーリズムの日本版として近年国も積極的に普及、支援を進めている新たな地方創生政策です。
 さらに新型コロナウィルスの流行という災いが、都会の三密回避、テレワーク、ワーケーション志向で田園環境の再発見、農泊の魅力アップへと期待が高まってまいりました。
 その様な時代湖流の元で第一回大会が大崎での開催です。
 大崎地方では17年前に第二回グリーン・ツーリズム全国大会が開催されておりますし、ラムサール条約湿地登録地・渡り鳥に選ばれたまちであり、世界農業遺産に認定された大崎耕土を有しており、まさに農泊の魅力満載の地であります。
 大崎の地から、農泊の未来を切り拓いてまいりましょう。
 祈コロナ収束・日常回復

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