令和1年8月 姉妹都市訪問記

 7月23日から、市民25名で姉妹都市愛媛県宇和島市を訪問してまいりました。
今回の訪問は、姉妹都市盟約20周年記念交流訪問と、昨年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた宇和島市の復興状況視察、激励の訪問です。

 伊予宇和島藩の初代藩主伊達秀宗は、政宗の長男として岩出山城で幼少の一時期を過ごした地であったことの縁もあり、大崎市(旧岩出山町)と宇和島市は、伊達家をゆかりとして1999年(平成11年)に姉妹都市盟約を締結しています。

 両市が平成の大合併を経て、災害時の相互応援協定へと発展して交流してまいりました。 東日本大震災時には、いち早く物心両面で支援していただきました。
宇和島市は、昨年7月の豪雨で13人もの尊い命が奪われるなど、これまでにない甚大な被害に見舞われました。
特に全国有数のミカンの産地である吉田地区では急斜面にある園地が斜面崩壊し、ミカン農家は大きな痛手を被りました。

 本市はどこよりも早く宇和島市を訪れ、支援物資や見舞金をお届けするとともに、職員派遣、復興フェアの開催、ふるさと納税の代理寄附受付などの支援を続けてまいりました。 今回、一年ぶりに被災地を訪れてみると、崩れたままの山をあちこちで見かける状況であり、本格的な復興はこれからだという感が否めませんでした。
また、復興への願いを込めた牛鬼祭りへの参加や、伊達ゆかりの地深訪などを通して激励交流を深めてまいりました。

 一日も早い復興完遂と、交流の輪を広げていくことを念じながら帰路に着きました。

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