令和1年6月 青春回帰の旅

 御代替わり、改元という歴史的な場面に感銘を覚えながら、新しい時代を歩み始めております。
市民皆様も国民的慶事を祝福しながら、GW、十連休を有意義に過ごされたことでしょう。
私は、青春時代をともに過ごした仲間たちと、旧知の友人を訪ねながら、北東北を小旅行してまいりました。
誰にも大切な友人や仲間がおられるでしょうが、私には、生涯を貫く友情で結ばれた、戦友ともいえる大切な仲間がいます。

 私が、家業の米作りを始めた頃、天地がひっくり返るような出来事がありました。
減反政策という米政策の大転換と、みちのく(道の奥の国)ともいわれた東北に、自動車道路や、新幹線が開通する高速時代が到来したのです。
時代や地域がどう変わるのか?期待と不安が私たちを青年活動に走らせたのでした。
当時の流行歌「青春時代」などの青春賛歌や、高村光太郎の詩「私は青年が好きだ」にも鼓舞されながら、地域民の意識調査活動や学習会、先進地調査や提言のための青年議会などに昼夜を分かたず熱中し、やがては活動拠点の青年会館建設運動や、国際交流活動へと活動が広がり、当時の知事が提唱する「新しいふるさとづくり」運動に心酔し、政治の世界に飛び込んだのでした。
アメリカの詩人サミュエル・ウルマンは「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ」と説かれています。

 今回の小旅行で、改めて「青春回帰」「青雲の志」を認識する時間をいただきました。

事務所兼自宅    〒989-6253  大崎市古川馬放字街道南北30
電話・FAX  0229−28−2543