今年は、天皇陛下が皇太子殿下に皇位を譲られる歴史的な年であります。
長く国民とともに歩まれた今上陛下への感謝の念と、新天皇への敬愛と期待を持ちながら、国民こぞって御(み)代(よ)替わりを寿ぎ、皇室の弥栄をお祈りします。
その皇室関係者が幾度となく大崎市へ行幸啓、訪問いただいていることはご存知でしょうか。
我が国は、豊葦原瑞穂の国と言われ、天皇陛下も宮中でお田植えをされます。その慣わしもあり、古川農業試験場に天皇皇后両陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下妃殿下がご視察いただいております。
また、両陛下には、山形国体からお帰りの際、鹿島台駅からお召し列車にお乗りいただいたり、全国植樹祭の折、吉野作造記念館をご視察いただいております。
皇太子殿下には「みやぎ鳴子国体」にご臨場になり、鳴子にお泊まりいただいております。
秋篠宮殿下妃殿下には、東日本大震災の被災地ご訪問の折、宮城県大崎合同庁舎でご聴取、ご会食いただき、そのご縁で東京での子ども達の集いにご臨場いただきご激励いただきました。以来大崎市産新米を毎年献上しております。
高円宮久子様には関東・東北豪雨被災地ご訪問と、化女沼・蕪栗沼へ渡り鳥視察で大崎入りされております。
私自身、ご紹介申し上げた数々の場面で直接お言葉を賜る栄誉にも浴し、新年祝賀の儀や、園遊会にお招きいただき、身に余る光栄と感謝しております。
御代替わりの今年、改めて皇室と日本の歴史を紐解き、国事、文化を正しく継承しましょう。