平成30年8月 平成30年7月豪雨災害対応

 西日本を襲った記録的豪雨被害は15県で200人を超える死者・行方不明者に及ぶ甚大な被害に拡大しました。
突然尊い命を奪われた犠牲者のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様へ心からお見舞申し上げます。

 全国市長会でも、直に「平成30年7月豪雨災害支援室」と「防災対策特別委員会」を設置し、私も副会長として東北各市に呼びかけて、7年前の恩返しに東北から西日本への人的、物的支援に尽力しております。 併せて、被災された姉妹都市愛媛県宇和島市に、支援物資と支援職員を派遣しました。

 私自身も、宇和島市を訪れ、義援金を届け、早期復旧・復興のための支援協議を行ってまいりました。
宇和島市では、吉田・三間地区の被害が甚大で、崩れた土砂が家々や公共施設をのみ込み11名の市民が犠牲になり、水道施設に被害が生じ断水状態が続いておりました。名産のミカン山も山肌が露出し被害の爪痕がいまでも生々しく痛々しい状況でした。復旧・復興にはかなりの時間を要するものと思われます。姉妹都市の一日も早い復旧・復興に市民の皆様のお力添えもお願いいたします。
近年、豪雨被害はいつ、どこで起きても不思議出ない時代と自覚し、一層不断の努力を重ねなければなりません。

 本市には、大水害との闘いの歴史と教訓があります。又、大崎耕土には、世界農業遺産に認定された「巧みな水管理」によって三重苦に適応してきた減災の知恵もあります。
安全で持続可能な田園都市大崎づくりに更に邁進してまいります。

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