平成29年4月 震災復興から創生・翔飛へ
 東日本大震災から六年が経ちました。新しい年度もスタートします。
 本市は内陸部地震最大の被災地でしたが、国・県・全国からのご支援と、市民皆様のご協力により、内陸の復興モデルをめざして早期に復旧・復興を進めることができました。
 新年度は復興計画期間の最終年度であり、中心市街地復興まちづくり計画の図書館開館事業、消防署等の建設事業、道の駅事業、子育て支援施設事業、市役所周辺整備事業、緒絶川周辺整備事業、七日町西地区再開発事業、新庁舎建設事業等を着実に進めてまいります。
 さらに、震災を教訓にして安全・安心なまちづくりと、減災システムを構築してまいります。同時に、心の復興を進め、音楽が聞こえる都市(まち)づくり、笑顔あふれる大崎を創生してまいります。
 また、新年度は次なる十年に向けて、第二次総合計画や産業振興計画、第二期行政改革大綱のスタートでもあります。地方創生や東北新時代を見据えた社会基盤や都市機能を充実させてまいります。
 そのような時、宝の都(くに)・大崎を後押ししていただくごとく朗報が続いております。昨秋の鳴子ダム選奨土木遺産認定や、内川の世界かんがい施設遺産認定に続き、大崎耕土の日本農業遺産認定と世界農業遺産への推薦も決定しました(東北初)。田尻小松の木造千手観音坐像も国の重要文化財に指定されました(大崎市初)。
 大崎の誇れる宝・資源に一層磨きをかけて、輝かくしく飛翔できるよう驀進してまいりましょう!

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