平成28年11月
大崎市誕生十周年記念式典
生(あ)れ出(い)でて十年(ととせ)を祝ふ大崎の
尚いく千代を契る松が枝
誕生して十周年を祝う大崎の、
今後の千年を約束するという
美しい緑の松が枝よ。
この歌は先日旧有備館復元と大崎市誕生十周年を記念して開催された「冷泉家和歌披講」の席で、冷泉家二十五代夫人冷泉貴実子様が詠まれたものです。
和歌の家と知られる京都冷泉家とは、岩出山伊達家三代宗(むね)親(ちか)公と四代村泰(むらやす)公二代にわたり、夫人が輿(こし)入(い)れされた縁で、三百四十年の時を経て実現することができました。
大崎市にちなんだ和歌を古式に則った儀式の中で、古(いにしえ)の雅(みやび) に浸るひと時を過ごしました。
NHKのど自慢、大相撲大崎場所、開運!なんでも鑑定団の三大イベントをはじめ、数々の十周年記念行事を開催してまいりましたが、いよいよ十一月三日には大崎市民会館で十周年記念式典が開催されます。
さとう宗幸さんによる市民歌の披露や、市の花・木・鳥、ご当地ナンバープレートの披露。おおさき飛翔VTRの上映。特別表彰が執り行われますし、同時開催で十周年祝賀お祭り広場も開催されます。この模様は東北放送テレビで生放送、特別放送されますし、大崎市内各所をラジオカーが訪れ、現地からレポートされます。まさに終日大崎ディーとなるでしょう。
十一月三日を祝賀、飛翔の歴史的な一日にしてまいりましょう!