平成27年10月 9・11豪雨災害
 この度、関東地方・東北地方を襲った記録的な大雨は、8名の尊い命を奪い、14名の方々が行方不明となっております。(9・18現在)
 お亡くなりになった方々のご冥福と、行方不明となった方々の一日も早い発見をお祈り申し上げます。
 本市におきましては、幸いにして人的被害を出すことはありませんでしたが、深夜の豪雨は県管理の渋井川など3河川で9カ所が破堤する大洪水となり、浸水被害3、000ヘクタール、避難者最大2、125人、家屋被害700棟程、収穫目前の農作物被害2、600ヘクタール余、土砂・崖崩れ140カ所、工業・商業にも多大な被害をもたらしました。被災されました市民の皆様に心からお見舞い申し上げます。
 9月は防災月間、台風襲来の季節であり、最近はゲリラ豪雨といわれるような局地的集中豪雨が多発しておりますので、9月5日にも松山で総合防災訓練を実施するなど平常時から有事に備えて用心しておりました。
 いち早く救出にあたられた自衛隊、警察、消防関係者。昼夜を分かたず応急復旧にあたられた国土交通省。ガレキ処理にあたられた支援団体。被災者支援にあたられたボランティアの皆様。全国各地より暖かいお励ましやお見舞いをいただ方々に心から感謝しております。
 今、懸命の復旧、被害者支援を続けておりますが、今回の豪雨災害の検証・教訓を踏まえ、警戒・監視体制の強化、防災行動計画の充実、治水事業の促進など、一層水害に強いまちづくりを実現してまいります。

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