平成27年9月 ささ結(むすび)デビュー
 七月下旬、四国、高知県や愛媛県を訪れる機会がありました。なんと!その時期に四国では稲刈りが始まっていました 小さな島国日本ですが、東西に縦断する日本列島は季節感も多様性に満ちていることを実感しました。
 日本はアジアモンスーン気候に恵まれ豊葦原瑞穂の国、稲作文化が開花した国です。
 かつては、冷害、水害、干害で悩まされた東北地方の稲作も、今や美味しいお米の一大産地。その中でも我が大崎地方は大崎耕土、豊穣の里、ササニシキ・ひとめぼれ誕生の地です。
 その大崎地方も好天に恵まれ、間もなく収穫の時期を迎え、美味しい新米が堪能できそうです。
 旅先で改めて大崎の食材、特にお米の美味しさを再認識される方も多いことでしょう。
 その大崎に、今秋期待の新品種東北194号「ささ結(むすび)」が市場でデビューします。大崎生まれのササニシキとひとめぼれが結ばれ、あっさり、ふっくら食感のさわやかな新品種「ささ結」です。特に寿司や和食に最適ですので、ユネスコ世界無形文化遺産に登録された「和食」の主役としても期待されます。「ささ結」は農家、料理人、そして大崎と世界を結ぶお米の聖地、大崎の「復興」「創生」のシンボルです。
 復興事業で建設したササ系用カントリーエレベーターを駆使して、ささ結ブランドコンソーシアム事業をフル展開します。まず地元で「ささ結」の人気を確立させ、そして全国へ、世界へと発信させ、日本一のお米を目指してまいりましょう。

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