平成27年1月 2015市長 広報おおさき 年頭あいさつ
 皆さまには、ご家族おそろいで希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
 東日本大震災の発生から3年9カ月がたちました。内陸部最大の被害を受けたわたしたちにとって、決して平成23年3月11日を風化させてはいけないと、改めて肝に銘ずる年の初めであります。
 大崎市震災復興計画において、本年は、再生期の2年目として、社会基盤・都市機能などをさらに充実させ、地域の活力と価値を高めていく期間と位置付け、その実現に向け邁進していきます。
 そうした中、昨年、我が国が直面している人口減少と地方の衰退が大きくクローズアップされ、地方創生が国の施策として推進されることになりました。
 地方創生は、終わりのないテーマと言われており、私の座右の銘「耕不尽=耕せども尽きず」と相通ずるものがあります。
 本市では昨年8月、「ストップ少子化・おおさき元気戦略プロジェクト」を立ち上げました。春までに方針を取りまとめ、平成27年度からの実施に向けて、しっかりと取り組んでいきます。
 本年も、震災復興と地方創生をテーマに、再生・発展に挑戦するまちづくりを力強く推進し、笑顔あふれる大崎を実現してまいります。
 
災害公営住宅は、昨年から入居が始まった住宅も含め、当初計画した170戸すべてが平成27年中に完成する予定です。災害緊急情報などの伝達手段として有効な「デジタル防災行政無線」は、昨年から整備に着手しており、平成28年度までに施設整備を行い、整備が完了した地域から、随時、運用を開始する予定です。
 防災拠点施設整備と、地震被害の大きかった商店街の再活性化を図るため策定した「中心市街地復興まちづくり計画」に基づき、広域防災・活動拠点整備として、地元の理解を得ながら、大崎地域広域行政事務組合と合意形成を進め、平成27年度から広域消防本部・古川消防署建設事業を進めます。
 
 話し合う協働のまちづくり条例に基づき、市民、地域、ボランティア、NPOなどの皆さまとの話し合いの中に、協働のまちづくりを進めます。
 市が委嘱する審議会の女性委員の割合をさらに高め、男女が平等に担うまちづくりを進めます。
 
 新図書館施設は、3月の実施設計完了後、平成28年度中の開館を目指して建設工事に着手します。
 夜間急患センターは、4月の診療開始に向けて、施設改修を進めるとともに、運営調整委員会や協力医師説明会を開催し準備を進めます。
 
 鹿島台駅周辺整備事業は、平成28年度完了を目標に東西自由通路の整備などを進めます。三本木地域においては、三本木高速バス停留所利用者の増加に対応できるよう、駐車場拡張に向けた取り組みを進めます。
 国や県の事業である国道108号古川東バイパスは、早期の全線開通を、国道108号花渕山バイパスは、国の直轄権限代行による工事として、今秋の完了を目指し、それぞれ促進していきます。
 松山幼稚園と松山保育所の幼保一元化施設整備は、1月に起工し、平成28年4月利用開始を目標に進めます。田尻中学校と松山中学校の武道場整備事業については、計画に基づき着実に進めていきます。
 高齢者介護サービスの拠点整備については、古川地域と岩出山地域において、社会福祉法人による整備が進められており、近々オープンする予定です。
 
 世界農業遺産の認定に向けた取り組みは、平成28年秋に予定される農林水産省が行う国内審査に向け、継続して進め、再チャレンジします。
 平成26年の米価概算金は前年と比較して大幅に下落し、本市経済も大きな打撃を受けましたが、今秋には期待の新品種「ささ結」の市場デビューを予定していますので、高い市場評価が得られるよう大胆で緻密な販売戦略を展開していきます。
 企業誘致による経済の活性化と雇用機会の創出を図るため、古川インターチェンジに近く交通アクセスにすぐれた北原工業団地の整備を進めます。
 また、鳴子温泉をはじめとする市内観光地の魅力発信のため昨年着手した、観光ビジョンの策定作業が平成27年に完了します。策定後、このビジョンに基づき、具体的な取り組みを進め、観光産業振興を図ります。
 
 快適な居住環境の確保のため、経年による劣化がみとめられる鳴子温泉上鳴子住宅の建て替えに着手します。
 また、増加している空き家・空き建築物対策として、条例を整備し、利活用策も含めた総合的な取り組みを進めます。
 
 昨年、初防衛を成し遂げた、WBA女子世界スーパーフライ級チャンピオンの藤岡奈穂子さん(古川地域出身)、東北楽天ゴールデンイーグルスの今野龍太投手(岩出山地域出身)や日本女子プロ野球ノースレイアの只埜榛奈選手(松山地域出身)、そして、1月場所での最多優勝記録更新が期待される大相撲第69代横綱白鵬関など、各界でご活躍する皆さまに、大崎市を応援していただいており、その活躍する姿をわたしたちへのエールとして、共に宝の都(くに)・大崎を創生していきましょう。
 
 ことしの干支は「未」です。羊は、群れをなして大勢で暮らすことから、家族の安泰、いつまでも平和に暮らすなど、めでたい縁起の良い動物と言われています。また未が来ると書いて「未来」となることから「希望の象徴」とも言われています。
 未にあやかり、多くの幸せが、市民皆さまに訪れますよう心から祈念申し上げ、新年のあいさつとします。

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