平成23年12月 献上米
 震災から八ヶ月目の十一月十一日、秋篠宮邸に新米献上のためにお伺いいたしました。
 経緯を紹介しますと、去る六月二十三日、秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃殿下が大震災慰問のため来県された際に本市にお立ち寄りいただき、光栄にも村井知事とともに殿下、妃殿下との昼食に同席の機会を賜りました。その折に、お米談義になりラムサール条約登録湿地「蕪栗沼・周辺水田」での渡り鳥と共生する農法「ふゆみずたんぼ米」の実例。「世界一田めになる学校」を東大弥生講堂で開催すること。是非そのイベントにお運びいただきたいことなどをご説明、進言申しあげました。
 光栄にも、東京でのイベントに紀子妃殿下にお越しいただき、環境保全型農業を体験した子ども達の発表を聞いていただき、励ましのお言葉まで賜りました。その折、新米ができましたら献上する旨をお約束申しあげておりましたので、重ね重ねの光栄に感謝、御礼を兼ねて宮邸に献上にお伺いしたのであります。
 献上したのはササニシキとひとめぼれの「ふゆみずたんぼ米」と新品種東北一九四号、ふゆみずたんぼ米で醸造した地酒を持参いたしました。
 又々光栄なことがありました。なんと殿下と妃殿下が直接接見いただき献上米の御礼と被災地復興への励ましのお言葉を賜り、お見送りまで頂くご厚情を賜りました。
 重ね重ねの光栄と感動、感激にあずかり宮家のご繁栄を念ずるとともに、全国に発信できる自然共生型農業を一層推進することと、震災復興に粉骨砕身精進することを決意しながら宮邸を後にしました。
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