平成20年6月 ウェルカム・セントラル
 セントラル自動車の仙台北部工業団地への本社・工場移転と、トヨタ自動車のエンジン工場の新設が、平成22年秋の操業を目指して整備が進められています。トヨタグループは、東北を東海、北九州に次ぐ「第3の拠点」と位置づけており、サプライヤーや関連企業の進出も加速しています。自動車産業は、部品レベルで3万点と言われるすそ野の広い産業で、宮城県北は自動車関連産業集積の新たな発展軸に変貌しようとしています。
 このような状況を千載一遇のチャンスと捉え、本市では体制づくりを急いでいます。自動車関連産業推進の専任部署を設置し、トヨタの元常務や関東自動車OBを政策顧問や政策アドバイザーに招聘しました。
 企業優遇制度を充実するとともに、工場立地や雇用促進に努めています。また、三本木スマートIC設置を進めていますし、工場団地候補の地域提案も募集中です。さらに、ウェルカムプロジェクトを立ち上げ、移住・定住の呼びかけを行っています。
 先月17日、セントラル自動車社員と家族の皆様を、移住先見学会で初めて大崎市にお迎えしました。また、19日には名古屋市で開催された企業立地セミナーに、私も政策顧問やアドバイザーと参加し、トヨタ関連部品メーカー127社250人に積極的にアピールしてまいりました。
 市民一人ひとりがずっと住み続けたいと、誇りと愛着あふれる大崎市の構築に邁進することが、移住・定住の促進や企業誘致に結びつくものと考えています。
 天の時、地の利、人の和を生かし、総合計画の重点プロジェクト「大崎産業革命の推進と1万人雇用機会の創出」、「大崎20万都市への挑戦」へ積極果敢にチャレンジしてまいります。
事務所兼自宅    〒989-6253  大崎市古川馬放字街道南北30
電話・FAX  0229−28−2543