平成18年12月 初めての年末
早いもので市長に就任して7か月が過ぎ、初めての師走を迎えました。

 師走、一年の納めの月、そして新年への準備の月でもあります。仕事や日常生活など、公私とも忙しさに追い回される人も多いことでしょう。

 私は県議会議員として19年間、大崎地方を見守り続けてきました。議員という立場は市民の声を送信する立場でした。一方、市長の立場は市民の声を受信して、政策として実現する立場であります。責任の重さを実感すると同時に市民の夢や希望を実現できる充実感あふれる7か月でもありました。

 おおさきブランド戦略会議・移動市長室「おおさき宝探し未来トーク」・多種多様な会合やイベントの機会を通じて、多くの市民の皆様の貴重なご意見も頂戴いたしました。大崎市の豊富な宝や素材、資源も再発見することができました。

 朗報もありました。7月には田尻地域の蕪栗沼周辺水田で実施されている「ふゆみずたんぼ」の取り組みが、内閣府の地域再生計画として認定されました。10月には鹿島台商業高等学校の生徒による「まるごと大崎体験ツアー」が実施され、多くの方々に大崎市の魅力を体感していただくことができました。11月には「鳴子ツーリズム研究会」が総務大臣賞を受賞されました。また、開市式や大崎市誕生記念の各種イベント、交流事業も成功裡に終えることができました。県内外に大崎市の名を高らかに発信し続けて師走を迎えました。

 明年は大崎市の基盤づくりとなる各種計画が船出いたします。今年以上に飛躍の年にする決意を秘めて越年いたします。
向寒のみぎり、市民皆様のご健勝と明ける新年が良い年でありますようお祈りいたします。
事務所兼自宅    〒989-6253  大崎市古川馬放字街道南北30
電話・FAX  0229−28−2543