平成22年11月1日 生物多様性条約第10回締約国会議 (COP10)開催
 10月29日名古屋で開催された「生物多様性国際自治体会議」生物多様性と経済的価値につて考える分科会に世界から8つの自治体と、国内から大崎市のほか佐渡市、豊岡市が参加しました。
 ラムサール条約登録湿地、蕪栗沼の周辺で行われている「ふゆみずたんぼ」は、沼に集中する渡り鳥の分散で「ふゆみずたんぼ米」の生産で農業に恩恵を与えていること、渡り鳥の食害に対し補償を行っている例を紹介し、子供たちの教育の場にもなっていることを発表しました。
 また、バイオマスを考えるパネルディスカッションでは、蕪栗沼のヨシをペレット燃料にし、二酸化炭素(CO2)削減と沼の環境保全に取組む計画を発表しました。
 COP10で「水田が生物多様性に果たす重要な役割」を大崎から世界に発信することができました。これを機に各自治体と交流しながら推進してまいります。
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