目指す職員像を、環境変化にすばやく対応でき、一市民としてまちづくりを進められる人材として、能力や実績を重視した人事評価システムの確立に取組んで参ります。
地方分権や社会情勢の変化により行政課題が複雑・多様化し、前例踏襲から課題発見と解決能力が不可欠です。人事評価システムの早期確立や給与体系の見直し、専門的な行政ニーズに柔軟に対応できる人材の育成が必要です。
異動サイクルの設定や専門的業務に集中したい職員の専門職化、職員提案制度の推進、昇任試験の導入、部下による管理職の評価など議論をすすめながら本年度中に構築して来年度に試行的に実施する予定です。
宮城大(大和町)と大崎市は、「連携協力に関する協定書」を初めて結びました。人口増加、産業振興など本市の振興策全般を同大が学術面から支援する内容で、期間は4年間です。
調印式は、大学側から馬渡尚憲学長ら教授陣約30人と、市側から幹部20人が出席し宮城大で行われました。馬渡学長は「県民の役に立つことが県立大の使命。県北の中核都市である大崎市との連携は大変光栄で、地域振興のお役に立ちたい」と述べられまた。「宮城大にとって大崎市は教材の宝庫。地域資源に磨きを掛けるため、連携を深めていきたい」と考えております。
なお、協力分野は、@人材育成 A文化振興 B産業振興 Cまちづくり D健康・医療・福祉 E自然・環境 F宮城大の教育学術研究活動に関することなどです。
同大が6月に本市で始める「移動開放講座」が最初の取り組みとなります。11月まで月1回、計6回開講し、事業構想、看護、食産業の3学部の教授陣が本市を訪れ、研究成果などを大崎市民に披露することになっております。
看護学部の学生実習を大崎市民病院本院で受け入れる計画や、食産業振興や古川中心市街地の活性化に、同大生のアイデアや行動力を生かすことも検討しています。
新品種「東北181号」を「鳴子ブランド」に育て上げて、地域の農業を守ろうという「鳴子の米プロジェクト」で、1年間の成果を発表する「春の鄙(ひな)の祭り」が鳴子スポーツセンターで開かれました。おむすびやすしで新品種のコメを試食させていただきましたが、なかなか美味しいですよ。
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